2005年09月22日

「焦りが勝つか笑いが勝つか」東洋五行説に見る心臓との相関関係

(メルマガの内容を再編)

最近は医者が出す薬の中にも漢方的なものが増えてきています。
来室される人の中にもそういったものを飲んでいた人もいました。

中国発祥の陰陽五行説では、森羅万象を五つのグループに分けています。

そして、内臓の働きや心という現象もちゃんとグループ化されていて、
ここからパニック症を眺めると意外とグローバルな見え方がしてきます。


日本人は欧米人よりも自我の位置が、無意識の領域の方に沈んでいるそうですから、
無意識の深層では全ての世界はつながっているという説を鵜呑みにするなら、

感じることに敏感な日本人が、古い時代に陰陽五行説を吸収したのは
自然なことだったのかもしれないと私は考えています。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 【】 【】   【】 【】 【
┃ 肝臓 心臓(心包) 脾臓  肺   腎臓
┃ 胆嚢 小腸(三焦) 胃   大腸  膀胱
┃ 怒り 焦り(喜)  思(慮) 悲(憂) 恐(驚)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

この表は五行色体表の中から、内臓と感情についてだけをとりだしました。
木火土金水の各グループにどれが属すのがお分かりになると思います。

これだけだと何となくなく幼稚に見えますが、
例えば強い悲しみを急に抱えると呼吸器に関係した背骨が過敏になります。

そして、その椎骨に配置されているツボは呼吸器に関係するのも確かでして
決してこれは、いい加減な内容でもありません。

火のグループに心臓は属し、感情としては焦りや笑うというのが
関係してきます。

可笑しくも無いのに笑ってごまかすのも、焦るのも心臓に影響があることを
表しています。

最近は癌や糖尿病に「笑い」が効果をもたらすことが医学的に説明されてきました。
正に「笑う門に福来る」です。笑いは遺伝子レベルでの作用らしいです。

まさか、パニック症発作が起きた時にワッハッハと笑うことはできません。
頭までおかしくなったのかとおもわれるでしょう。

医者も今更何を皮肉なことを言ってくれるのかという気がします。
本来、心は心、体は体、体の生理は物として研究されてきたはずなのです。

しかし、原理的には、笑うと下腹に力がこもり、呼吸が腹式呼吸になり、
ノルアドレナリンの作用が抑制され、パニックとは逆、

言い換えると、ビックリしたのと逆の状態に導かれるのは確かなのです。
自律訓練の呼吸法は笑う時の呼吸をゆっくりやっているのとほとんど同じなのです。

本当に憎たらしくなるような、パラドックスな構造です。


それから、これまで何度か説明してきました心臓と関係している胸椎4番には心愈という
ツボが配置されていて、その外側には神堂というツボがきています。

神堂とは神経系の総元締めという意味でしょうか、
この奥深くは下の胸椎5番の神経がきています。

椎骨の外側となりますとこういった位置関係があるのです。

大事なのは、木火土金水には相関関係があることです。

親子関係は、金→水というように親を元気にすれば子供も元気になる関係。
肺と言う臓器は肋骨に覆われていますが、肋骨の形状は腎臓に影響を与える
のです。

相剋関係は、いじめっ子と虐められっ子です。

水は火を消すのに使いますから、腎機能を高めるのは心臓とのバランス力に
つながりますし、食べ過ぎが結局心臓に負担をかけるのは医者も言うところです。

これは現象を現象としてそのまま追って構築された世界ですから、
全部は科学的な説明はつかないでしょう。

悲しくて泣いたあとは、呼吸器が広がります。
そういう生々しい世界だとご理解ください。

悲しみの排泄→呼吸器のひろがり安定→腎機能への肺(親)から子への
エネルギー供給→腎(水)が感じやすい恐れに対しての緩和→思いやりや配慮の湧出

メンタルセラピーの話はまだこのメルマガでは行ないませんが、
このように、全てをパーツ化しては語れないことは
多少お分かりいただけると思います。


前回足湯を紹介しました。

足湯は腎臓の助けにもなりますし、結果的には心臓にもよいのです。
水と火はもっとも激しい相剋関係ですが、どちらも元気な方がよい事は
いうまでもありません。

どちらかが萎えたり強すぎたりしないでそれぞれが正常に機能しながら
はりあっているのが、最も安定しているのです。


腎臓がシッカリすれば腰が伸びて腰の左右回転が円滑になり、それは心臓を
含む肋骨の左右の動きの円滑につながるのです。

ですから、私も皆さんに体操を指導する時、何処が悪くてもまずは腰が
中心になります。

posted by 由 at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 2.体との関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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