2005年12月09日

焦りが無くなりました?

「パニック症と生活(2)睡眠薬が不要になりました」
http://panic0.seesaa.net/article/6232504.html
「生理痛→腰の捻れと骨盤の改善→便秘・睡眠・パニック症改善」
http://panic0.seesaa.net/article/8243933.html
で紹介したクライアントさんのことです。

生理のときに腰椎4番を整えて便秘の調子が良くなったのが
ここのところまた少しつまり気味のこと。

見ると確かにまた腰の4番左が緊張しているのです。

しかし、以前のように薬は飲んではいないという。

これはすごい進歩です。

そして、心臓の急所、焦り混じりの不安の感情が表れる胸椎4番、
ここをみてまたビックリ。

なんと!以前ほどシコリがなくて緩やかなのです。

ほわ〜んとしている。以前はここにしつこい緊張があった。

それがない。

それで私は聞いてみたました。

「このごろ、焦りっていう感情は無くなってるでしょう?」

すると

「ええ、このごろは焦りっていう感情なんかなくて、
ポケーとしてるくらいです」の返事。

この人は時間を遡れば、引きこもり、パニック症、うつ症状、依存症と
なかなかの経歴の持ち主。

だから私も彼女の上胸部が弛むには時間がかかるかと思っていました。

また、これらの症状に限らず風邪をはじめ身体的に患う症状に対して
いちいち薬で抑えてきているので、慎重にならざるを得なかったのです。


だからあらためて、



からだもこころも変わるんだよなー

生きているんだものなー



そう思いました。


やはり変化する力の元は、本人の中にあるのでしょうね。

物にはそれがなく、生きものにはそれがあるということなのでしょう。



■背骨という「生きもの」の表情


腰の骨は五個あり、彼女のは上から3つがだらだらと下に長く下がり、
上体の支えとなる4番5番が、

まるで小さな子供が二人寄り添って縮こまってしゃがんでいるみたいな
表情をしている。

もちろん前に屈んだ姿勢が癖づくとこうなるのだから、見る側にこういう空想が
湧いてきても自然かもしれない。

姿勢というのは日々変わるものなのだけど、癖づいてある期間をすぎると
固着化してふとした空想や行動まで影響を及ぼしてくるからやっかい。


最近キレる人が増えているという。
これにも姿勢の問題が絡んでいることは確かです。

肩に力が入りすぎ、腹部が緊張して前に屈み背中が長く見える姿勢。
これは腹が立つ、いや腹を立てているときの姿勢に近い。

キレるというのは、

本人の自覚力を無視して、
体がその緊張している方向に更に緊張を弛めようとする
ネガティブな自己調整的な運動法とも言い得ます。

腰椎5番というのは感情の抑制力と関係しているので
ここに力が無くなると突発的な内的な勢いについエネルギーを、
持っていかれるのです。

ただし、私はこういう言い方で人を皮肉ろうというのではありません。

むやみに人を傷つけるのはよくないことだけど、
私も子供相手にキレることはあるし、
怒りの感情そのものが絶対的な悪だとは思いません。

むしろごまかしていると、それこそ無自覚に切れるからだ作りにも
なってしまう場合もあるものです。

だからこそ、もっと体への知識、体を整えることの価値、知恵を知って欲しい。


それに、心身のゆらぎの性質という意味では
この彼女の腰の4、5番を無理やり引っ張り出すというよりも、
体をもっと屈め、

小さく、小さく、小さくなって‥‥

小さな世界観をしっかり感じて元に戻ると、
この4、5番が浮き出て来るという道筋もあるのです。

からだとはそういう存在です。



パニック症は、持ち主を無視してノルアドレナリンの暴発により
心臓がキレたに近い。

この表現は言い過ぎかもしれませんが、

背骨を見ながら病気改善を試みていく作業は

変化すればしただけ確認できることは嬉しいです。


症状のみを抑えて、余裕のない体を残してしまうよりは、

体自体が改善される方が得策だと私は思うのですが、

いかがでしょうか。


これから先、彼女の腰が力強い表情に変わっていくのが楽しみです。
posted by 由 at 15:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 2.体との関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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